横浜市中区長者町6-95
045-341-3180
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上映中の作品の中から4作品をご紹介します。
—-8/25(金)まで—-
〈戦後72年特集 映画で日本の未来を考える〉
『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方』
軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー
世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いている。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。

本作は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。
—-9/1(金)まで—-
〈真夏の音楽映画祭2〉
『約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー~』
受け継がれるメンフィス・ソウル、珠玉の9セッション
テネシー州メンフィス。ここでは多種多様な音楽が生まれ融合し、また、数々の“生ける伝説”と呼ばれる世界的ミュージシャンたちを輩出してきた。彼らを今一度この故郷に呼び戻し、名門ロイヤル・スタジオ等にて、ジャンルや人種、世代を超えた新たなレコーディングを行い、メンフィスの音楽と精神を現代の世界に再び送り出そう――この破天荒なプロジェクトの過程を追ったドキュメンタリー。
9 Session
■Session1「サポーズド・トゥ・ビー」
ブッカー・T.ジョーンズ with ノース・ミシシッピ・オールスターズ featuring アル・カポネ
■Session2「愛なき世界で」
オーティス・クレイ featuring リル・ピーナッツ
■Session3「プッシュ・アンド・プル」
ボビー・ラッシュ featuring フレイザー・ボーイ
■Session4「イフ・アイ・シュド・ハブ・バッド・ラック」
チャーリー・マッセルホワイト with ザ・シティ・チャンプス
■Session5「シッティング・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド)」
ヒューバート・サムリン featuring エリック・ゲイルズ & イアン・シーゲル
■Session6「ウォーク・アウェイ」
テレンス・ハワード with ハイ・リズム・セクション
■Session7「消えゆく太陽」
ボビー“ブルー”ブランド featuring ヨー・ガッティ
■Session8「アイ・フォーガット・トゥ・ビー・ユア・ラヴァー」
ウィリアム・ベル with スタックス・ミュージック・アカデミー学生 featuring スヌープ・ドッグ
■Session9「ウィッシュ・アイ・ハド・アンサード」
メイヴィス・ステイプルズ with ノース・ミシシッピ・オールスターズ
—-9/8(金)まで—-
アヌシー国際アニメーション映画祭
長編コンペティション部門 クリスタル賞受賞 記念
湯浅政明監督特集
『夜明け告げるルーのうた』
『夜は短し歩けよ乙女』
圧倒的な独創性で観客を魅了する“天才”湯浅政明が ほんとうに作りたかった物語
ポップなキャラクターと、ビビッドな色彩感覚。観客の酩酊を招く独特のパースどり(遠近図法)や、美しく揺れる描線。シンプルな“動く”喜びに満ちたアニメーションの数々。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞した『マインド・ゲーム』(04年)で長編監督デビュー以降、鬼才・湯浅政明の圧倒的な独創性は、国内外のファンを魅了してきた。 “天才”“唯一無二”。そんな肩書をほしいままにしてきた湯浅が満を持して放つ、はじめての完全オリジナル劇場用新作。
「心から好きなものを、口に出して『好き』と言えているか?」
同調圧力が蔓延する現代、湯浅が抱いたこの疑問がこの物語の出発点だった。少年と人魚の少女の出会いと別れを丁寧な生活描写と繊細な心理描写で綴りながら、“湯浅節”とも呼ぶべき、疾走感と躍動感に溢れるアニメーションが炸裂する。1999年に発表された斉藤和義の名曲「歌うたいのバラッド」に乗せ、“天才”湯浅政明がほんとうに描きたかった物語が今、ここに誕生する。
映画館の歴史:
?1954年、上郎ビル(シネマリンが入っているビル)竣工と同時に、「花月映画劇場」オープン
?1963年「花月映画劇場」閉館
?1964年、映画館名を「イセザキシネマ座」として、共同経営で再オープン
?1986年、共同経営から前代表の単独経営に
?1989年劇場名を「横浜シネマリン」変更
?2014年、映画サークルで「市民の思いが反映される映画館づくりを目標」に活動していた現代表が映画館を引き継ぐ
?2014年12月12日デジタル映写機を導入し、35㎜プリントも上映出来る映画館にリニューアルオープン、現在に至る。35㎜映写機を生かした、旧作の特集上映や、ドキュメンタリーの最新作など、独自のラインナップを心がける。

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