table

「食べものの意味」を表現した写真展

「table＝地球、大地」というコンセプトで、地球・大地・海や山などの自然の中で共存している、動物や植物、使い古されたもの、捨てられたもの、100年以上前の道具などを使って僕が表現したかったのは、「食べものの意味」です。

アスファルト、ゴミと一緒に写した食べもの、人間に捨てられたゴミ、ビルの屋根にある煙草、シンクに溜まった洗い物…すべてテーブルの上、地球にあるものという感覚で撮影しています。
たくさんのものがある、いろんなものがある、そして、ものとものとの間には繋がりがある。

食べもの、生きものには命があり、新しいものがどんどん作られている中で、人間らしく、理性をもって選ぶことが重要だと思っています。そして、たくさんの選択肢がある中で、何を選ぶかということが、生きるということだと考えています。

アーティストプロフィール：
Masao Naitoh

中学卒業後、長野県で住込みでの懐石料理の修行を経て
シェフ、マネージャー、バーテンダー等、様々な経験をし
日本各地に住み企画・飲食店立ち上げ等にも携わる。
2012年から、横浜・馬車道にてギャラリー Tür aus Holz をスタートし、
2014年にビルの取り壊しに伴いクローズ。
2016年、中目黒にてtenjishitsu:Tür aus Holz青葉台オープン。
2017年、横浜・山元町にtenhishitsu:Tür aus Holz山元町をオープン。
企画・演出・空間ディレクション・ケータリング・スタイリング等も手がける。
飲食関係の仕事を経験するなかで感じた 「食べものの意味」への思いを表現するため
アーティストとしても活動している。
マチノトリエンナーレではディレクターを務める。
横浜在住。
また、展示中の写真を収めた写真集「table」は、ヨコハマトリエンナーレ期間中 赤レンガ倉庫1号館のshopトリエンナーレ、北仲COOPで販売している
http://favoris.co.jp/