イベント | マチノトリエンナーレ
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マチトリ企画

ウラトリバー延長番外編#2

2017年10月14日 @ 7:30 PM - 11:00 PM

ヨコトリ応援企画
ウラトリバー延長番外編vol2
アートと文化を話す会

関内の裏通りで昭和から営業を続け、去年、閉店したはずのスナックでは、毎週末、メガネ姿のママが客人をもてなすという。どんな話が聞けるのか、ウラがとれなかった日は、メガネ姿のママがポースダンスを踊り、発電させるとの噂。

ウラトリバー”裏取場”は豪胆なパパ、ママをお迎えし、チーママ・めがねの友達の西岡さんをホストに文化の裏側、事情、おもしろ話、アートってなんなんだ、話、を聞き呑み語らう場です。

10/14のウラトリバー延長番外編#2では
ゲストにOPTRON奏者/美術家の伊東篤宏パパ、美術作家の宇治野 宗輝パパを迎えて、
お話を伺います。

open 19:30
入場料 ¥1,000 (飲物代含む)
※スタンディングとなりますが椅子のご用意がございます。

PROFILE
◾︎ゲスト
伊東篤宏(OPTRON奏者、美術家)
1965年生まれ。1980年代後半より美術作家として活動を始める。98年から展覧会などでサウンド・パフォーマンスを開始し、インスタレーション作品と同素材である蛍光灯を使用した自作音具「オプトロン」を制作。数々の改良を加えつつ現代美術側からの音あるいは音楽へのアプローチを続けている。数々の個展やソロ・パフォーマンスのほかに、進揚一郎(ドラムス)との爆音エクストリーム・オプチカル・ノイズコア・バンド「Optrum」など、いくつかのユニットでも活動中。2000年より2005年まで東京、代々木でギャラリー / フリー・スペース「Off Site」の音(音楽)と映像関連のイヴェントなどを担当。2006年6月、Optrum でアルバム『recorded』をUNKNOWNMIX(HEADZ)よりリリース。

宇治野 宗輝
1964年東京都生まれ。90年代より「ラヴ・アーム」シリーズをはじめとするサウンドスカルプチャーを制作、またそれらを使ったライヴパフォーマンスを行っている。
2004年からは、大量消費社会が急速に拡大した20世紀後半以降の「物質世界のリサーチ」を基盤に、楽器、家電製品や自動車、家具、中古レコードなど、世界中どこにでもある日常的なモノと技術を再構成し、近代の文化を再定義するサウンド/スカルプチャー/パフォーマンスの複合プロジェクト「ザ・ローテーターズ」に取り組み、日本のみならず世界各地の展覧会に参加している。現在、横浜赤レンガ倉庫1号館で開催中のヨコハマトリエンナーレ2017にて新作「プライウッド新地」が稼働中。

◾︎チーママ Megane Dancer
発電ポールダンサー/衣装作家
2009年世界初の「発電するポールマシン」を製作。ポールダンスを踊ることによって産まれる回転で発電機を稼働させ発電し、ラジカセや照明等の家電を動かしながら行うこのパフォーマンスは、発電と産業化された性をポールダンスを媒介に結びつけ、人や社会を動かしている根源部分(欲望エネルギー)を問題に取り上げる。
2011年「岡本太郎現代芸術賞 特別賞」「愛知サウンドパフォーマンス道場オーディエンス賞受賞」受賞。の友達の西岡。


produced by
遠藤豊(ルフトツーク) Yutaka Enchan
1977年新潟生まれ。アートディレクター、プロデューサー、テクニカルディレクターとしてさまざまな分野の企画に携わる。2005年有限会社ルフトツークを2012年ルフトツーク・ヨーロッパをアムステルダムに設立。曖昧なメディアの媒介としての役割を確立、積極的な人と感覚の交流を目指し、拠点の境目ない感覚の遍在化を目指す。

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まちが騒ぎ、ことが起こり、営みのなかに文化が形成される。それは表現の苗床である。様々な人が行き交い、ざわめき合い、反応し合い、組み立て合い、つながり合う。裏側にはいつも愉快で奇怪なざわめきがあり、密議があり、目み見えず、人知れず大きな物事を生み出しているのだ。
街の事情は文化の事情として、表層を騒がす前に一度熟成するのだ。

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