みなもにうつるまち

吉野町を舞台にした映像インスタレーション。
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むかしむかし、ここは海の中でした。
ある時、海に土をたくさん入れて、ここはまちになりました。
それから350年。
海は2つの川になり、この何百年、この街とともにありました。
ここに住む人たちも、川のみなもを見つめ続けました。
川のそこに映るまぼろしは、だれの現在でしょうか。
この街のみずのそこを、のぞいてみましょう。
みなもの向こうに、まちの姿があるかもしれません。”

深田隆之（ふかた・たかゆき）
1988年生まれ。神奈川県出身。映画作家。2013年から横浜某所で行われている船内映画上映イベント「海に浮かぶ映画館」の館長。2013年、短篇映画《one morning》が、「仙台短篇映画祭」「Kisssh-Kissssssh 映画祭」などに入選。また、横浜麦田町では短編《あの場所から見える。》を制作。映画をはじめとして、子どもとのワークショップ、ミュージックビデオなど、さまざまな映像・映画の試みを継続している。