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内木里美 BankART単独公演「金魚。鮒に還る。」

2017年10月7日 @ 7:30 PM - 9:00 PM

金魚は1700年ほど前から観賞魚として親しまれてきました。
その美しい姿は、突然変異からなる金色のフナが始まりとされ、
人間が改良を重ねる事で作られてきました。
金魚は人間が手を加えなければ自然交配を繰り返し、3代でフナに戻ってしまいま
す。
それは儚い運命を背負うようにも感じます。
金魚はその美しい姿で人間を魅了する事で子孫を増やし繁栄してきました。
金魚は自由と引き換えに、狭い水槽の中で何を感じているのか。

 

内木里美 BankART単独公演「金魚。鮒に還る。」
ゲスト➡ニブロール音楽家SKANK/スカンク
10/7[土]19:30、10/8[日]19:30、10/9[月・祝]19:30 ※開場は開演の30分
前 料金=前売り1,800円/当日2,000円 高校生以下1,400円(高校生要学生証提
示)
※料金+BankARTLifeVチケット¥500か、横浜トリエンナーレパスポートが必要に
なります。
コメント
我が家には、23歳の♀の金魚がいます。
彼女は私が小学校一年生の時に(あ、年齢がばれちゃう)お祭りですくって、それか
らいろんな金魚と代わる代わる生活を共にしながら、最後に1匹生き残りました。
子供の頃に私は金魚博士と呼ばれるまで金魚が大好きになって、その後一度、金魚
を嫌いになった事があります。とても気持ち悪く、醜く見えたのです。それでも生
き物だし、あまり見ないようにしながら餌をあげ続けていました。時には死んでし
まえば良いと思った事もありました。でも、何故そんな気持ちになったのか、その
時は分からず、ただその時の感情だけが色濃く自分の胸に刻まれ、時間が経つと、
また素直に金魚を可愛いなと思えるようになりました。
何故その時、その様な感情を抱いてしまったのか…。
その時は分からなかったけれど、今ならわかります。
金魚には美しさも醜さも怪しさも人間のエゴも残酷さも、全てがあります。
平和な『日常』の中に、子供の頃の私はソレを見つけてしまったんです。
今まで私は『生きる事』をテーマに作品を作り続けて来て、きっとこれからも変わ
りません。
例えば本牧アートプロジェクトで発表した『こどもディスコ』というポップで誰で
も楽しめる作品を作る時もありますが、今回は金魚を通して表現するので、ちょっ
と影のある大人な作品になるかもしれません。
お楽しみに!

詳細

日付:
2017年10月7日
時間:
7:30 PM - 9:00 PM
イベントカテゴリー:
Web サイト:
http://www.bankart1929.com/kanko/career/uchiki.html

会場

BankART
横浜市中区海岸通3-9 + Google マップ
Web サイト:
http://bankart1929.com/index.html

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